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じぃじへの報告~どら一族のハッピーライフ~

じぃじへの報告~どら一族のハッピーライフ~

告知について思う。

我が家の勝手な意見です。

じぃじには癌であることは伝えましたが、余命については告知しませんでした。
本人はしきりに聞きたがっていましたが、じぃじにはいつまでも希望をもっていてほしかったので、残された時間が短いことは伝えませんでした。
というより、私達家族が希望をもっていたかったのです。

このブログを読んでくださった方で、告知をなさる医療従事者の方がおられましたら、ぜひ私のお願いを覚えていてくれたらと思います。

少しでもいい。。希望をもたせてほしい。

もし後少ししか生きられないと思われても、人間にはわかりえない力があることも伝えてほしい。。
もちろん事実を伝えることは大切なことです。
ただ、一言。。

「何が起こるかわからない」

もちろん何かはないかもしれない。
でも何かがあるかもしれないという少しの希望が本人、家族には大切だと思うのです。。

私は主治医に言われました。。
「可能性があれば、色つけて話すよ。」って。

生きる可能性がなかったかもしれない。現にじぃじは先生の告知通り、半年で亡くなったんだから。。
でも人間の生命力について、話してくれてもよかったんじゃないかな。
そうすれば、私達家族ももう少し、心穏やかに父のそばにいれたのに。。。

これは私の勝手な意見です。
期待をさせるのはよくないとも思います。
私達は治らないことは感じていました。
ただその中で、希望がほしかったのです。
たった、針の穴ほどの可能性でも。。。。


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